【昭和ファッションの原点】VANとアイビールックとは?1960年代の若者を夢中にした“カッコいい生き方”
VANとアイビールックとは?1960年代に若者を熱狂させた昭和ファッション
昭和のファッションを語る時、忘れることのできない名前があります。
それが――
VAN(ヴァン)です。
1960年代、日本の若者たちに大きな影響を与えた「アイビールック」。
紺のブレザー、ボタンダウンシャツ、コットンパンツ、ローファー。
きちんとしているのに堅苦しくなく、若々しくて、どこか知的。
そんなスタイルに憧れた若者たちにとって、VANは単なる洋服ブランドではありませんでした。
「こんな大人になりたい」
という、ひとつの憧れそのものだったのです。
VANは日本の若者に「アイビールック」を広めた
VANは1950年代からアメリカ文化を積極的に紹介し、1960年代にはアイビールックや「みゆき族」に代表される若者文化の形成に大きな役割を果たしました。VAN自身も、服だけではなく音楽・スポーツ・アートなどを含めた「ライフスタイル」を若者へ提案してきたブランドだと、その歴史を紹介しています。
当時の若者にとって、それまでの男性服とは少し違う、新しいファッションでした。


そもそも「アイビールック」とは?
アイビールックの源流は、アメリカ東部の名門大学群「アイビーリーグ」の学生たちの服装にあります。
代表的なアイテムには、
・三つボタンのジャケット
・ボタンダウンシャツ
・コットンパンツ
・チノパン
・ローファー
・レジメンタルタイ
・クルーネックセーター
・ステンカラーコート
などがあります。
派手な装飾ではなく、清潔感と品の良さを大切にするスタイル。
それがアイビールックの魅力でした。
1968年の『MEN’S CLUB』にも、街を歩く若者たちのアイビースタイルが取り上げられており、このスタイルが当時の日本の若者文化へ深く浸透していたことが分かります。

「VAN」のロゴを見ただけで青春時代がよみがえる
昭和世代の方なら、
VAN
の文字を見ただけで、当時を思い出す方も多いのではないでしょうか。
ショップの袋。
紙袋。
ステッカー。
ワッペン。
バッグ。
ピンバッジ。
広告。
当時のVANには、洋服以外にも強いブランドイメージがありました。
だからこそ現在でも、VANのロゴが入った当時物や記念品、小物類には、独特のコレクション性があります。
「これは昔持っていた」
「あの頃、欲しかった」
という記憶そのものが価値になるからです。
銀座に現れた「みゆき族」
1960年代のアイビーブームを象徴する存在として語られるのが、みゆき族です。
銀座のみゆき通り周辺に集まった若者たちは、アイビールックをベースに独自の着こなしを楽しみました。
VANの公式ヒストリーでも、アイビールックを日本に紹介した流れの中で「みゆき族」が誕生したことが紹介されています。
今でいうなら、銀座の街が巨大なファッションSNSのようなものだったのかもしれません。
「カッコいい服を着て街へ出る」
それ自体が、一つの文化でした。

VANは「洋服」だけを売っていたのではない
VANが面白いのは、単純に服を販売したブランドではなかったところです。
ファッションと一緒に、
アメリカの大学文化。
音楽。
自動車。
スポーツ。
アウトドア。
雑誌。
若者の遊び方。
そうしたものまで含めて紹介していきました。
つまりVANが若者へ届けたものは、
「アメリカンな生活への憧れ」
だったのです。
公式のブランドヒストリーでも、アイビーを通じて若者に「ライフスタイル」という考え方を広げたことが紹介されています。
『TAKE IVY』と日本のアイビーブーム
VANとアイビー文化を語る上で外せない存在が、写真集『TAKE IVY』です。
VAN側は実際にアメリカ東部のアイビーリーグを訪れ、学生たちの服装や生活を撮影し、その世界観を日本へ紹介しました。
その写真集はアイビーファッションの「教科書」のような存在になり、後には海外でも知られるようになりました。
現在のようにインターネットもSNSもない時代。
海外の若者がどういう服を着て、どのような生活をしているのか。
それを見るだけでも、当時の日本の若者にとっては強烈に新鮮だったはずです。

VANの定番「紺ブレ」は、今見てもカッコいい
アイビースタイルを代表する一着といえば、やはりネイビーブレザー、いわゆる“紺ブレ”でしょう。
現在でもVANでは、三つボタンやエンブレム付きなど、アイビーの雰囲気を受け継ぐジャケットが見られます。
半世紀以上前のスタイルなのに、今着ても古臭く見えにくい。
これもアイビールックの面白さです。
流行だけを追った服ではなく、基本となる「型」があるため、時代を超えて楽しめるのでしょう。


ステンカラーコートもVAN・アイビーの名脇役
ジャケットだけではありません。
ステンカラーコートも、アイビーファッションと非常に相性の良いアイテムです。
シャツ、ネクタイ、セーター、ジャケット。
その上からシンプルなステンカラーコートを羽織る。
今見ても十分通用するコーディネートです。
1960~70年代のVANのヴィンテージ・ステンカラーコートも、現在の中古市場で扱われています。

洋服だけではない「VANグッズ」を集める楽しみ
現在では、VANのコレクションというと衣類だけではありません。
昔のステッカーやバッグ、ワッペン、ノベルティ、小物、ピンバッジなども、VAN好きにとって楽しいコレクション対象です。
特にロゴ物は、見た瞬間にVANと分かるところが魅力。


洋服はサイズがありますが、ピンバッジや小物なら、
「VANのある青春」を小さなスペースに飾って楽しむ
こともできます。
そして現在、開運大吉懐古堂合同会社ではVANオリジナル・丸ロゴデザインのピンバッジを販売しています。
公式商品ページでは、真鍮製、直径約1.8cm、限定1点として紹介しています。
▶ 懐かしのVAN丸ロゴを、手元に。
開運大吉懐古堂では、VANオリジナル・ピンバッジを限定1点で販売中です。
希少なターコイズブルーの丸ロゴも
現在の開運大吉懐古堂のトップページには、通常タイプとともに「希少なターコイズブルー 丸ロゴデザイン」のVANピンバッジもおすすめ商品として掲載しています。
VANが好きな方なら、定番のロゴ物はもちろん、
「ちょっと珍しいVAN」
にも惹かれるのではないでしょうか。
一点物の古物は、同じ品物をいつでも再入荷できるとは限りません。
だからこそ、欲しいと思った時が、その品物との出会いの時でもあります。
▶開運大吉懐古堂では、希少なターコイズブルーのVANオリジナル・ピンバッジを限定1点で販売中です。
なぜ今、もう一度アイビールックなのか?
ファッションは巡ると言われます。
しかし、アイビールックが今も支持される理由は、単なる「昭和ブーム」だけではないでしょう。
清潔感。
品の良さ。
基本を守った着こなし。
長く使えるデザイン。
現在の服装にも取り入れやすい要素がたくさんあります。
たとえば、
紺ブレ+白シャツ+チノパン。
ボタンダウン+セーター+ローファー。
これだけでも、十分にアイビーらしい雰囲気になります。
若い世代には新鮮で、VANを知る世代には懐かしい。
一つのファッションが世代を超えて会話を生む。
そこもアイビー文化の魅力です。
VANを知ることは、昭和の若者文化を知ること
VANというブランドをたどっていくと、単なるファッションの話では終わりません。
銀座。
みゆき族。
『MEN’S CLUB』。
アイビーリーグ。
音楽。
スポーツ。
青春。
そして、「カッコいい大人になりたい」と夢見た若者たち。
そのすべてがつながっています。
VANは、昭和の若者文化を知るための入り口の一つと言えるでしょう。
あなたにとっての「VAN」は何ですか?
昔着ていたVANのジャケットでしょうか。
学生時代に持っていたバッグでしょうか。
胸につけていたワッペンでしょうか。
それとも、街で見かけて憧れていたブランドでしょうか。
古い物の面白さは、商品そのものの中にあるのではありません。
それを見た人の記憶の中にあります。
VANのロゴを見た瞬間、
「あの頃」を思い出す。
その瞬間こそ、昭和レトロを楽しむ醍醐味なのかもしれません。
開運大吉懐古堂合同会社では現在、VANのピンバッジをはじめ、昭和の玩具、カード、フィギュア、漫画など、「あの頃」を思い出させてくれる品々を扱っています。サイト自身も、子どもの頃の思い出のアイテムを、大人になった今もう一度楽しんでもらうことをコンセプトに掲げています。
ぜひ、あなたの青春時代のお宝を探してみてください。
関連情報
レトロなお宝ショップ | 開運大吉懐古堂合同会社
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| 屋号 | 開運大吉懐古堂合同会社 |
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