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懐かしの1975年及び1978年の少年漫画雑誌4点

巨匠とも言うべき漫画家先生たちです!

 

少年漫画雑誌で、1975年と1978年とは、かなり漫画界は熾烈な競争があったように思えます。

この3年間で、掲載されている漫画が、長く続いているものもあれば、新たな漫画も登場しているからです。

 

 

今見ても、巨匠とも言うべき方々が書かれているんですね。

 

まずは、週刊少年マガジンですが、1978年12月24日号ですが、この号には、名だたる漫画家たちが描く多彩な作品が収められており、柳沢きみお先生、ちばてつや先生、梶原一騎先生、川崎のぼる先生、小林まこと先生、矢口高雄先生、手塚治虫先生、牛次郎先生、とりいかずよし先生、ジョージ秋山先生、藤子不二雄先生などが掲載されております。

 

 

目次をご覧いただくと、翔んだカップルの柳沢みきお先生が巻頭から始まり、ちばてつや先生、梶原一騎先生・かざま鋭二先生、『巨人の星』で有名な川崎のぼる先生、1・2の三四郎の小林まこと先生、『釣りキチ三平』の矢口高雄先生、『鉄腕アトム』で有名な手塚治虫先生、とりいかずよし先生、ジョージ秋山先生、藤子不二雄先生、『四角いジャングル』では、原作ではありますが、また梶原一騎先生が登場します。

 

今、見ると、当時は、それほど気にしなかったのですが、相当な巨匠たちが書いていたんですね。

 

週刊少年ジャンプ1975年9月8日号では、平松伸二先生、とりいかずよし先生、池沢さとし先生、車田正美先生、ちばあきお先生、中島徳博先生、ビッグ錠先生、柳沢きみお先生、榎木有也先生、吉沢やすみ先生、梶原一騎・川崎のぼる先生の掲載作品が見られます。

 

 

 

『ドーベルマン刑事』『トイレット博士』『サーキットの狼』『プレイボール』『アストロ球団』『包丁人味平』『ど根性ガエル』は、かなりヒットしたのを覚えております。『漫画ドリフターズ』は、あのドリフの全盛期とも言える時期でしょう。テレビでは見ても、なかなかドリフの漫画を見るのは、最近では珍しいと思います。

 

週刊チャンピオン1975年12月1日号では、水島新司先生、水木しげる先生、山上たつひこ先生、ジョニー秋山先生、手塚治虫先生、石井いさみ先生、古谷三敏先生、望月あきら先生、古賀新一先生、石森章太郎先生などの作品が掲載されておりますが、これも現在では、凄いと言わざるを得ませんね。

 

『ドカベン』『あぶさん』で有名な水島新司先生を筆頭に、『がきデカ』の山上たつひこ先生、『750ライダー』の石井いさみ先生、『ゆうひが丘の総理大臣で』大ブレイクする望月あきら先生、『仮面ライダー』で有名な石森章太郎先生、『エコエコアザラク』の古賀新一先生、ジョージ秋山先生、古谷三敏先生、吾妻ひでお先生、妖怪物と言えば、水木しげる先生、また、こりらのチャンピオンにも掲載されている「漫画の神様」の手塚治虫先生の作品も、登場します。

 

何社も雑誌を掛け持ちしている先生が多いのも凄いことです。やはり、時代ですね。

 

週刊少年サンデーを見てみましょう。

 

 

週刊少年サンデーは、『一球さん』は、水島新司先生ですね。この当時、野球物の漫画が多かったのも、傾向だと思いますね。『アストロ球団』や『プレイボール』『しまっていこうぜ』『ドカベン』『トンビとタカの甲子園』など、パッと見ても、かなり、数があるように思えます。

 

話はプロ野球になりますが、74年には、読売巨人軍の長嶋茂雄選手が引退するも、テレビでは、巨人戦がもっぱら中継され、王・長嶋の人気ブームは衰えてはいなかったように思えるのです。この74年は、ハンク・アーロン選手がベーブ・ルース選手の715号ホームランを抜き、王選手は600号を超えると言う出来事もありました。結果的には、77年に756号を打ち、王選手は、新記録を達成したことから、この74年から77年あたりまでは、プロ野球界は、熱狂的なファンが多くなったと感じられますね。特に、80年の868号までは、かなりの野球ファンが増えたものと思います。

 

やはり、スポーツものが、漫画では、人気がありましたね。野球以外に、ゴルフとかプロレスなどの格闘技は、この当時、漫画にしたら、売れたのでしょう。70年代初頭から、映画ではブルース・リー氏の『燃えよドラゴン』がヒットし、格闘に目覚める人も多かったですね。76年からは、アントニオ猪木氏の異種格闘技が始まりますし、そういった、世の風潮を感じ取った漫画家の先生たちは、売れるもの、人気のあるものに、追随して作品を仕上げて行ったんだと思いますね。

 

昔からある、学園物や青春物も、漫画では多くの作品があったのも、その時々の時代性を伝えているんでしょうね。

 

やはり、巨匠と言えるような漫画先生は、時代の空気感を、良く掴んでいるんですよね。ですから、その当時の漫画を読むと、どういう時代だったかが、わかるんだと思います。携帯電話の無い時代の恋愛と、ある時代の恋愛では違うと言うことだと思います。

 

是非、70年代の空気感を掴んた巨匠たちの漫画を、読んで欲しいと思いますね。若い人には、今の時代と違う何かが見えると思います。当時を知る方は、タイムスリップしたような感覚になると思います。

 

この4点の少年漫画雑誌で、昔を知ったり、昔に戻って懐かしむのも、楽しいと思いますね。

 

 

 

 

 

 

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