次元は余裕で口元で笑みを浮かべて
五右エ門は真剣な眼差し！！

 

次元大介は、「やってやろうじゃないの」という風情で、口元に軽い笑みを浮かべ、石川五右エ門は、真剣な眼差しで、怖いくらいの目付きなのが、凄いですね。

 

よく描かれていると思います。

 

不二子ちゃんと五右エ門のツーショットの原画の方での、五右エ門の目付きと比べると、段違いです。

 

特徴を捉えていると思います。

 

 

 

 

これって、わかる人にはわかりますが、わからない人には、伝わらないと思います。

 

この描き方の違いは、TV第１シリーズを、ご覧になって、思い出に残っている人が実感として、身に染みるような感じで、おわかりになることのような気がします。

 

当時の第１シリーズを、今の感覚で見るのと、当時を思い起こして見るのとでは、見方が違うのです。

 

私自身、今の感覚で、昔のドラマやアニメを見ると、アラが見えてしまったりもします。

 

なぜなら、今の技術の方が、綺麗に見えるので、陳腐な感じに見えてしまうのですね。

 

でも、そこで、過去の時代背景や、当時の自分を思い起こしてみて、見直すと、懐かしさが倍増するのです。

 

それをどう表現すると言ったら、「味わい」とか「風情」とかとでも言うのでしょうか？

 

これがわかるようになると、原画だけでなく、壺やお皿と言った、他の骨董の魅力もわかるようになるんだと思います。

 

古い壺やお皿でも、自分が生きていない時代のものですが、作り手の精神や考え方などが、見えて来ることがあります。これこそ、物の見えてくる過程と言う奴ではないのかと思います。

 

ルパン好きの方には、この物の見えてくる過程を、味わって欲しいと思います。

 

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