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70年代の息吹を感じる本

『俺たちの勲章』と『キャロル 夜明け前』の2点!

 

俺たちシリーズの中で、『俺たちの勲章』は、『俺たちの旅』の青春物と違って、刑事物のドラマでした。

俳優の中村雅俊氏が、売れに売れている頃です。

 

 

同じ時期に、ハードボイルドの漫画『ドーベルマン刑事』が流行った時期でもあります。

 

黒の上下の革ジャンに身を包んだ、ドーベルマン刑事の加納錠治刑事に、そっくりな、松田優作氏が演じる、中野祐二刑事が、カッコ良く、印象的でした。加納刑事との違いは、ナナハンに乗らないことです。中野刑事は、常に、電車やバスなどの公共交通機関を使っていたことです。

 

持っている銃も、中野刑事は、S&W M29 6.5インチですが、加納刑事は、ニュースーパーブラックホークを持ち、実弾は44マグナムでした。どちらも、銃口は長いのが特徴ですね。

 

相乗効果だと思うのですが、お二人が、リンクしているようにも感じられました。

 

一方、相方の中村雅俊氏は、五十嵐貴久刑事役で、優しくて、思いやりのある刑事で、中野刑事とは真逆とも言える性格でした。大抵は、三つ揃いのスーツを着こなしているような刑事です。

 

 

この両名に、口うるさいのが、野上係長で、北村和夫氏が演じていました。捜査一係のマドンナ的存在として、雪子役の坂口良子氏が、美人でしたね~。

 

 

舞台は、横浜にある相模警察なのですが、近くにある小料理屋「あすか」の女主人・大塚香子役の結城美栄子氏や、従業員の健次役の佐藤蛾次郎氏も、良い雰囲気を出していました。

 

70年代は、今見ても、こういう感じだったというのが、わかる作品ですね。

 

 

キャロル 夜明け前

矢沢永吉氏の著書『成り上がり』は有名ですが、ロックンロールバンド「キャロル」のメンバーだった、ジョニー大倉氏の『キャロル 夜明け前』は、ジョニーの優しさや思いやりのある言葉に満ちていますね。

 

 

ジョニーのバンドだった「アンナ」や「ジュリア」の結成、その後解散し、永ちゃんとの出会いや等、ジョニーの視点で書かれていて、詳しくて、とても読みやすい内容です。

 

キャロルでの活動や、70年代の横浜や川崎、蒲田などのゴーゴーホール「グルッペ」や伊勢佐木町のディスコ「ピーナッツ」や蒲田の「パレス」などは、懐かしさが満載です。

 

ジョニーのお母さんが、川崎でスナックを経営していて、よく、キャロルの仕事帰りには寄って、カウンターで飲んだとか、永ちゃんとジョニーのお母さんは、とても仲が良かったなども記されております。永ちゃんには、母親との思い出がない分、ジョニーのお母さんに、自分の母親を投影していたのではないかとも、記されております。後に、ジョニーの奥さんになる、マリちゃんとの出会いも書かれてあります。

 

ジョニーの生まれてからの幼少期や、キャロルでの役割など、見えて来るような描写があります。

 

リブヤングに出演するまでの経緯から、日比谷の野音でのラストライブまで、一気に駆け上がり、伝説のロックンロールバンドになったのは、この一冊を読めば、掴めると思います。

 

 

 

 

曲は知っていても、どういう経緯で、ビックバンドになって行ったかを、ジョニー視線で知ると、面白いと思います。

 

是非、この機会に、当ショップで、70年代の息吹を感じる、この2冊の本をお求めになられて、70年代へタイムスリップしてみてはいかがでしょうか?

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